レポートをお届けしています

90代の義母の腰の状態が悪く、日常生活を送ることが難しい。
食事の支度や、服薬確認、入浴の見守り。元気を取り戻してもらえるように、他愛のない会話もしています。

昨年、主治医の勧めから、介護認定調査を受けましたが「非該当」でした。
福祉用具や訪問看護などのサービスを介護保険で受けられたらと、再度認定調査を申し込みましたが、調査を受ける人が多いということで、調査は15日待ちでした。認定が確定するまで、どのくらいの日数がかかるのかな…。

議会の報告しながら、政策レポートをお届けする活動をしていた時に、同じようなご体調の、一人暮らしの高齢の方とお話をしました。「たまに来るヘルパーさんだけが頼り」とおっしゃっていました。日々の生活にかかわる切実なお話です。

介護保険制度だけでは、当事者や家族の切実な問題は解決できないと感じます。
こんな社会保障制度だから、やむにやまれず立ち上がった市民によるインフォーマルなたすけあいの市民事業、地域にはやっぱり必要だと痛感しています。

私が関わっている「介護の崩壊をさせない実行委員会」では、介護従事者の処遇改善を求めるための介護保険基本報酬の引き上げや、NPOや小規模事業者へのさらなる支援をもとめて国へ要望書を出しています。介護が必要な方や介護をしている方、また介護現場の声を受け止め、これからも制度の改善を求めて取り組んでいきます。

奥村さん政策レポート②表面のサムネイル

政策レポート1面

奥村さん政策レポート②裏面のサムネイル

政策レポート2面