府中の福祉に携わるNPO法人で、13年間たすけあいの活動をしてきました。子育てや介護のケアを通して、日々の暮らしの中にはさまざまな課題があることを実感しています。
孤立した子育て、老々介護、高齢での一人暮らし、家族介護の困難さなど、さまざまな場面で生活のしづらさに直面した時は、地域のつながりこそが解決の糸口だと感じ、地域でたすけあうしくみとしての「お互いさまのケア」や「居場所づくり」の活動を進めてきました。
超高齢化が進む一方で国の介護保険制度は変わり続け、利用の制限は増え、十分な自立支援のサービスにはなっていません。私たちが自分らしく、安心して地域で暮らし続けるためには、市民の参画による柔軟なサービスが必要です。
一人ひとりの生活に寄り添い、孤立することのない地域社会の実現に向けて、必要なしくみを市民目線で創り上げ、公的制度のあり方に地域から声を上げていくことが必要だと考えています。
心豊かな地域社会を次世代につなげるために、実りある活動を進めていきたいと思います。