介護保険を立て直す!院内集会(1/23)に参加

崩壊寸前の介護保険制度。現場の切実な声と提案を持って、院内集会に参加しました。
負担増と給付抑制が繰り返されてきた介護保険の制度について、介護の崩壊をさせない実行委員会は厚労省に以下4つの提案をしました。
●介護保険利用者負担の引き上げに反対
●訪問介護の人材確保は待ったなし
●基本報酬を上げない限り、介護に未来はない
●要介護1、2の総合事業移行に反対
厚労省からの答弁は、「基本報酬を下げても、処遇改善加算で介護職員の給与を上げている」
しかし、加算取得のために事業所に求められる体制をつくるには経費がかかり、運営がひっ迫していることをどう考えているのか?介護を地域の共助で賄おうとする「総合事業」。
厚労省の答弁は「地域の民間事業者の参入で、多様な介護サービスを支えることを想定。拡充のためには自治体に考えてもらうよう説明している」
でも実際には、民間事業者の参入は少なく、市民団体が踏ん張り支えきれない状態。そんな中で自治体に丸投げですか・・?
多くの国会議員も参加してくれた今回の院内集会。
市民が「介護保険があって良かった」と言えるよう、制度の立て直しは、利用者負担を増やすのではなく、国費の引き上げて持続していくという、私たちの要望が実現してほしい。
院内集会では、運営が大変な中でも目の前にいる手助けが必要な方を支えなければならないという思いを持った人たちや、現場の具体的な実情を知る人たちの力強い訴えが湧き上がりました。

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院内集会 介護保険を立て直す