国に、地下水の有機フッ素化合物汚染の原因究明と汚染除去を求めて要望書提出

生活者ネットワークでは、有機フッ素化合物(PFAS)の地下水汚染について、PFAS連絡会を立ち上げ、自治体を超えて情報を共有しながら活動をすすめています。
2月8日には、地下水の有機フッ素化合物汚染の原因究明と汚染除去を求める要望書を環境省、厚生労働省、農林水産省に提出しました。

・東京都と連携して、原因を究明し汚染源を特定すること
・汚染拡大防止のため、地下水のPFASを除去すること
・予防原則の立場に立ち、PFOS、PFOA 、PFHxSだけでなくPFAS全体を対象に使用を規制すること
・子どもを含め、バイオモニタリングを行い、PFASの人体への影響について解明すること
・これらを実行するため、確実に予算措置をすること

を要望しました。各省からはPFAS対策についての説明がありました。
地下水、土壌や農産物への影響についての調査研究、ばく露モニタリング調査など来年度は研究費に1億8千万円をかけるということですが、結果は何年も先とのこと。それでは汚染は拡がる一方では?と思います。
自治体では、独自で地下水の調査を始めています。原因究明の近道は、できるだけ多くの井戸で調査を進めることだと思います。そのための財政面のバックアップを国として行うことを求めました。

生活者ネットワークの都議も区議も市議も、それぞれの自治体の状況や住民の不安を訴え、国の取り組みについて質問をし、対策を求めました。

衆議院議員会館にて